謹賀新春 新しい年に期待を胸に年末年始を迎えたことかと思います。皆様、いかがお過ごしでしょうか?
2024年1月1日の能登地震、津波の大災害と、2日の羽田空港のJAL機炎上と心の折れる事件の幕開けとなってしまいました。私は久しぶりの長期休暇をいただき、県外で過ごしていました。1月2日18時前に羽田空港から那覇空港へ離陸のため移動中の機内で、機長から火災の情報を得、ネットで羽田空港の事故の状況を知りました。災害も事故も隣り合わせです。不安になりそうでしたが、機上の係員が落ち着いており、信頼でき2時間機内で滞在しました。その後滑走路から駐機場へ戻り、全ての便が欠航となったと知らされました。翌日以降の予約変更の方法を口頭で説明があり、翌日予約番号をカウンターで掲示する様指示がありました。急いでネットから翌日の飛行機を予約し、浜松町のホテルをとりました。翌朝のニュースで午前欠航も出ていたことから、心が折れそうでしたが、早めに空港のカウンターの長蛇の列に並びました。2時間以上並びましたが、順番になるとスムーズで気持ちの良いサービスが受けられました。今まで欠航便の経験がなく不安でしたが、JAL係員の方々の丁寧な対応に救われました。また報道されている炎上した機内での機長や係員の冷静的確な行動も素晴らしいと感じます。避難された方々の気持ちは計り知れないほどの恐怖感だったかと思いますが、機長やCAの声掛けを信じ、指示に従い迅速に行動されたのではと想像してしまいます。クリニックでも3時間近くの待ち時間が発生してしまう事が多々あります。今回長蛇の列での待ち時間ではありましたが、当院を信じて待って下さる患者さんを想い、安心・丁寧な医療を提供出来るように日々精進すべきだと改めて考えさせられました。学ぶことの多い濃厚な1年の始まりとなりました。
今回救援物資を運ぶ海上保安官の方々が命を失うことになり悲しい結果になってしまいました。お悔やみ申し上げます。また地震で被害にあわれている方々が1日も早く安全な環境に戻れるよう何ができるか考えて行かねばなりません。龍が昇り邪気を払い、平和な国・平和な世界になりますようにと強く願わずにはいられない年になりました。