県民の頑張りで6月にはゼロ更新してきた新型コロナ感染ですが、7月に入り、基地内クラスターや県外からの移入例が散見されるようになり、いよいよ感染経路不明例も認めるようになってきました。この連休には県外からの旅行者が沖縄にいらしています。恐れていた事ではありますが、観光客が救急外来に検査を希望する問い合わせや駆け込みがでていると琉球新報の記事にありました。記事では観光客の救急外来への殺到をさけるため、まずは県の24時間対応の電話相談窓口コールセンター098(866)2129への相談を呼び掛けており、また旅行者専門相談センター電話も設けているようです。当院でも新型コロナ感染の心配のある方は一旦コールセンターへ電話相談していただき、クリニック受診を勧められた方に自宅や駐車場から電話問診をした後、来院していただき別室で診察しています。待合室は1時間に1回換気を徹底しています。
第1波では飲み会がなくなったため、暴飲暴食せず自然に体重が減り、血圧や血糖が下がった方がいらっしゃる一方で、家飲みが増えて肝機能障害が悪化した方、仕事の先行き不安で精神的に追い詰められてしまう方も見受けられました。良かれと思い長期処方をしたがゆえに体調をくずさせてしまい反省もしました。私自身肩こりからくる頭痛に悩まされていました。やっとクリニックも元にもどりつつあり、患者さんと健康の大切さを語り合える時間が戻ったタイミングで残念ではありますが、第2波やウィズコロナ時代へ向けて、ピンチをチャンスに変え、皆様の健康をサポートできるよう日々工夫して行きたいと考えています。最近はwebで様々な講演会に参加できるようになりました。8月3日~6日は日本リウマチ学会参加のため休診致します。4月に東京で開催予定でしたが、今回自宅のパソコンから最新の膠原病リウマチについて学びたいと思います。
皆様、手洗い・うがいとともに、夏本番、熱中症にも注意し十分な水分補給(排尿回数が減っていたら補給が必要です)をなさってご自愛くださいませ。